電気回路について8枚のスライドでまとめてみたら

 コイル、抵抗、コンデンサなどの素子を導線で繋げたものを電気回路と言います。今回は、電気回路について見ていきましょう。


 LRC直列回路は、力学系との対応を考えることが出来て、同じ微分方程式で表すことが出来ます。

 基本的な素子として、コイル、抵抗、コンデンサがあります。


 抵抗を交流電源を入れた場合に拡張したものを、インピーダンスと言います。

 ラプラス変換は、電気回路に限らず、微分方程式を解く際に便利な手段です。対応表さえあれば、今回出てくるような微分方程式は部分分数分解をするくらいの手間で解くことが出来ます。


 低周波数側で交流電圧が通るような回路をローパスフィルタと言います。

 高周波数側で交流電圧が通るような回路をハイパスフィルタと言います。


 特定の周波数付近で交流電圧が通るような回路をバンドパスフィルタと言います。

 今回は交流と直流の応答を考えましたが、伝達関数の逆ラプラス変換を畳み込みすれば、一般の入力に対する応答を考えることが出来ます。



 今回は電気回路について見てきました。電気製品は身近な存在ですが、電気回路について学ぶともう少し身近に感じられるようになったような気がします。

ポップラーン

数学や物理の「8枚のスライドでまとめてみたら」シリーズを更新しています。少しでも学ぶことの楽しさを伝えられたらと思います。上の方に記事のまとめがあります。

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