2020.07.02 13:57感情について8枚のスライドでまとめてみたら 人間は理屈だけで生きている訳ではなく、感情にも左右されます。今回は、感情について私なりにまとめてみました。 感情にはプラスマイナスと強弱があり、プラスを好き、マイナスを嫌い、弱まることを冷静と呼ぶことにします。今回は、主に感情が強い時を中心に話します。つまり、冷静に考えて行動で...
2018.02.02 04:06位相のずれについて8枚のスライドでまとめてみたら 散乱理論において、部分波の位相のずれが求まると散乱断面積などが得られるので、位相のずれは重要な概念でした。今回は、位相のずれについて見ていきましょう。 自由な球面波として、球ベッセル関数を導入します。エネルギーを波数kで書き直し、krを1つの変数のように扱うと見通しが良くなりま...
2018.01.30 11:27化学反応について8枚のスライドでまとめてみたら 化ける学問と書いて化学ですが、この化けるは当然化学反応を意味しています。やはり化けるという言葉には魅力を感じますね。今回は化学反応について見ていきましょう。 軽い粒子は、ポテンシャルの壁を有限の確率で透過することができます。この効果をトンネル効果と言い、透過することをトンネルす...
2018.01.24 11:52散乱理論について8枚のスライドでまとめてみたら 量子力学はミクロには物が波の性質を持つという話でしたが、波が何かにぶつかると散乱するので、ぶつかった時の描像は古典力学とはかなり変わります。今回は散乱理論について見てみます。 球対称な散乱体に平面波を当てる状況を考えて、散乱波の振幅を散乱振幅として導入します。散乱振幅を用いて、...
2017.12.18 11:39ブラックホールについて8枚のスライドでまとめてみたら 極端に重い物質があり、光も出られないほど時空が曲がると、そこは光も何も出てこない黒い穴、つまりブラックホールになります。今回は、ブラックホールについて見ていきましょう。 アインシュタイン方程式をエネルギー運動量テンソルが0の場合に解くと、球対称ならシュバルツシルト解と呼ばれる解...
2017.12.16 11:36相対性理論について8枚のスライドでまとめてみたら 光速度が不変だとか、重さによらず同じように自由落下したりだとか、そうした少ない仮定から成り立っているという美しさが、相対性理論にはあります。結論としては、重力は時空の幾何学だということです。時空が曲がるとはどういうことなのか、今回は相対性理論について見ていきましょう。 光速度が...
2017.12.07 03:19ディラック方程式について8枚のスライドでまとめてみたら 量子力学を理解する上で重要な概念の一つに、「スピン」があります。例えば、光を粒子としてとらえたものである光子は、スピンの大きさが1です。この場合、1回転しても光子は何も変わりません。ですが、電子のスピンは1/2で、この場合1回転すると状態の符号が反転してしまいます。つまり、電子...
2017.10.29 02:07電気回路について8枚のスライドでまとめてみたら コイル、抵抗、コンデンサなどの素子を導線で繋げたものを電気回路と言います。今回は、電気回路について見ていきましょう。 LRC直列回路は、力学系との対応を考えることが出来て、同じ微分方程式で表すことが出来ます。
2017.09.09 02:43性格分析について8枚のスライドでまとめてみたら 人生で一番つまづきやすいのは、普通は人間関係です。人間関係が上手くいけば、余計なストレスを感じる必要がなくなり、自分が本当に頑張りたいことに全力を注げるようになります。それに、適切な人間関係を築くことは、人生を豊かにします。という訳で、今回は性格分析について見ていきましょう。 ...
2017.08.26 05:06一様電子気体について8枚のスライドでまとめてみたら 金属について考えるにあたって、無限に大きな箱に電子を詰め込んだ、一様電子気体を考えることは、金属のイメージをつかむ上で良いことだと思います。今回は、ファインマン図の環状図形を用いて、一様電子気体の性質を見ていきます。 クーロンポテンシャルは1/rの形をしているので、予めフーリエ...
2017.08.01 00:28グリーン関数について8枚のスライドでまとめてみたら 実際の系では、たくさんの粒子が相互作用しています。これを理解する上で、多体のグリーン関数は重要です。今回は、そんなグリーン関数について見ていきます。 多体波動関数は情報量が多いので、縮約密度行列にしてしまえば変数が減ってすっきりします。ここで、τはスピンと空間の座標を合わせたも...
2017.07.24 13:09縮退について8枚のスライドでまとめてみたら ハミルトニアンに対称性があると、同じエネルギー固有値を持つ固有状態が複数あることが多く、それを縮退と言います。対称性があると縮退があることが多く、縮退があると粒子が動けるようになるため、その対称性が破れることが多いです。そもそも量子力学において粒子が動いている状態がイメージしづ...