2017.05.29 03:39複素行列について8枚のスライドでまとめてみたら 行列についてまとめた際、実行列について話しましたが、成分が複素数の複素行列を扱うともっと一般的な話ができます。ということで、今回は更に一般的な行列の話をします。 交換子は、積の順序を変えた時に出るお釣りのようなものです。交換子が0であれば積の順序を気にしなくて良くなるので、交換...
2017.04.15 15:05連続群について8枚のスライドでまとめてみたら 連続群と呼ばれるリー群の中でも、コンパクトリー群と呼ばれる回転に関する群は色々とあります。多元数のスライドに書いてあったような知識を前提として、コンパクトな単純リー群について話をします。 回転には色々ありますが、今回はそんな単純リー群について見ていきます。
2017.04.11 12:22多元数について8枚のスライドでまとめてみたら 2乗してー1になる数を虚数単位と言いますが、虚数単位を何個か用意すると、色々と面白い数を作ることができます。今回は、多元数について話したいと思います。 虚数単位を1つ用意すると、複素数という2次元の数を作れます。
2017.04.09 13:14平均について8枚のスライドでまとめてみたら 平均と言っても色々あります。今回は色々な平均についてまとめてみました。 一般化平均は、m乗して1/m乗する平均です。普段使う平均は、このmを変えることで表せます。
2017.04.04 14:04離散群について8枚のスライドでまとめてみたら 普通に計算できる対象として、群というものがあります。群には、元の数を数えられる離散群と、リー群と呼ばれる連続群があります。今回は離散群について話しますが、その中でも元の数が有限な、有限群を中心に説明します。 群の公理とは、普通に計算するために必要な規則を集めたものです。結合法則...
2017.03.31 11:55行列について8枚のスライドでまとめてみたら 行列は、ベクトルをベクトルに写します。ベクトルは、いわゆる矢印です。無限次元のベクトルや行列を考えると、実は微積分もこの枠組みに入ってきます。ただし、とりあえずここでは有限次元の実ベクトルや実行列を対象に話をします。つまり、実数の中で話をします。 ベクトルは矢印のことです。何か...
2017.03.25 22:03微積分について8枚のスライドでまとめてみたら 微分は傾きで、積分は面積ですが、この2つを求める操作は互いに逆演算になっています。実際に見ていきましょう。 微分は傾きです。
2016.03.19 12:48最小公倍数と最大公約数 最小公倍数や最大公約数が難しいという声を聞いたので、解説したいと思います。 最小公倍数は、最小と言う割にかなり大きい数になるのですが、間違えて最大公倍数なんてものを考えると答えは無限大になってしまいます。公倍数は共通の倍数のことで、基本的に大きい数なので、逆に最小とつけないと値...
2016.02.20 07:45行列 2つ以上の方程式の組のことを連立方程式と言います。何個も方程式を書くと大変なので、行列を使って表現すると見やすくなります。そのように書き直した式は、4つの成分(a1,a2,b1,b2)を持つ行列がベクトル(x y)をベクトル(c1 c2)に移動させている、という意味になります。...