警戒心の解き方
「ケンカするほど仲が良い」ということわざがあります。確かに、本当に仲が悪ければ、そもそも距離をとってしまってケンカすらしないでしょうから、間違ってはいないような気がします。今回は、このことわざについて考えてみました。
初対面の相手は、どんな人かわからないので、普通は警戒してしまいますよね。では、どうしたら警戒心が解けるのでしょうか。相手のことを完全に理解していれば、変に警戒することはなくなるでしょうが、それは難しいです。最低限、自分に危害を加えない人だと把握できれば、警戒心が解けて、仲良くすることができるでしょう。
では、どうしたら自分に危害を加えることはないと信じることができるでしょうか。このためには、例えば、互いに攻撃したり、怒ったりして、その結果お互いが無事であれば安心できるようになります。その方法が殴り合いのケンカである必要はなく、遊びや、会話の中でそれを確かめ合うこともできます。結局、相手がどのようなことで怒り、怒った時にどのような攻撃をするのか、を把握できれば安心して仲良くすることができるはずです。お互いに愚痴を言い合って、「ああいうやつ大嫌い!」と言い合うだけでも仲良くなれるかもしれません。ただ、ケンカが嫌だという人もいるでしょうし、陰でぐちぐち言うのが嫌だという人もいるでしょうから、どういった手段が仲良くなりやすいかは場合によるでしょう。
今回は、警戒心の解き方について考えてみました。必ずしもそうする必要はないですが、仲良くするために一度もめてみるのもいいのかもしれませんね。
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